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山口大学共同獣医学部

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獣医学研究における連携強化のための「第5回AJIVEシンポジウム」が開催されました

 インドネシアの獣医系大学と山口大学大学院連合獣医学研究科(共同獣医学部・共同獣医学研究科)の教育・研究交流を図るため,2017年から始まった本シンポジウムも5回目となった。当初はインドネシア国内で実施予定であったが,新型コロナウイルスによる状況を鑑みて、オンラインで2021年2月13日(土)に開催された。今回はIPB大学(旧称:ボゴール農科大学)と山口大学の共催で実施された。 

 今回は,オンラインということもあり、インドネシアからは11大学、日本からは山口大学、鹿児島大学、鳥取大学、岐阜大学、宮崎大学の5大学から合計141名の参加者で実施された。シンポジウムでは、全11大学の学部・研究科の紹介と、一般演題68題のプレゼンテーションがオンライン上で前もってみられるように準備された。シンポジウム当日は、オープニングセレモニーとして、IPB大学のArif Satria学長および山口大学の進士正人副学長(国際連携担当)の挨拶にはじまり、Fadjar Sumping Tjatur Rasa教授(インドネシア農業省)のキーノートスピーチも行われた。一般演題68演題については、当日は5つの部屋に分かれ、それぞれの演題について活発なディスカッションが行われた。

 本シンポジウムは,日本-インドネシア双方の教員の共同研究関係を確立して発展させること,インドネシアにおける次世代の教員候補者が,日本において学位取得するための協力関係を築くことを目的として設置されているため、Deans meetingでは、学生交換留学プログラム、相互教育システム構築などについて話し合われ、今後も協力関係を進展させていくことについて,熱心に話し合われた。

 最後に,次回のシンポジウムは,来年(2022年)2月11日に山口大学で開催することが確認され,盛会のうちに終了した。


開会挨拶をするIPB大学Arif Satria学長


Deans Meetingに参加した日本、インドネシア各大学の学部長等