山口大学 共同獣医学部

教員紹介

臨床獣医学講座 田浦 保穂 (YASUHO TAURA, PhD, DVM)

教授
獣医外科学分野

e-mail: ytaura@yamaguchi-u.ac.jp
Tel: 083-933-5928
Fax: 083-933-5928

担当授業科目

獣医外科学総論 獣医外科学各論
獣医放射線学I 獣医放射線学II
獣医外科学実習 臨床実習
専修獣医外科学 獣医学概論
獣医放射線学I実習 獣医放射線学II実習
(共通教育)主題別科目:自然と科学;歴史の中の動物 獣医臨床免疫学特論

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研究テーマ

・動物の老齢性疾患の診断と治療:とくに脳脊髄疾患と運動器疾患
・各種凍結法を用いた犬の自己血輸血法の臨床応用

主な研究業績

1. 田浦保穂:膵島の凍結保存と移植免疫.組織培養工学25(7)、261-265、1999


2. Taura,Y., Stein,E.,Miyazawa,K.,Mullen,Y.:Fetal pancreas transplantation in miniature swine. IV. Suppression of DTH and MLR response by pretreatment with ultraviolet light- irradiated peripheral blood lymphocytes. Transplantation 50, 136-140,1990


3.Yasuda,M.,Tanaka,S., Arakawa,H.,Taura,Y., Yokomizo,Y., Ekino,S.:A comparative study of gut-associated lymphoid tissue in calf and chicken. The Anatomical Record 266,207-217,2002

研究内容の紹介

1:ブタの膵島保存と異種移植。糖尿病の治療目的で、食肉センターのブタの膵臓から膵島を分離・凍結保存し、免疫寛容を誘導した糖尿病動物に免疫調整した膵島を移植し、糖尿病状態の改善を試みている。ドナー膵への紫外線照射法、補体や抗体の抑制による免疫原性の低下や紫外線照射したドナー血液の頻回輸血によるドナー特異的免疫寛容の作出も試みた。膵島の新しい凍結法としてエチレングリコールを用いる方法を開発し、膵島サイズにより凍結成績に差が出ることを示した。ブタの膵島バンクの可能性を検討している。

2:動物の跛行の診断と治療。牛・馬・犬の跛行や運動障害を呈する運動器や脳脊髄の疾患の診断と治療を行っている。わが国の獣医学領域では最初のMRI装置を主とした各種画像診断、及び腫瘍の放射線治療の研究推進し、犬の脳腫瘍、犬の椎間板ヘルニア、馬の屈腱炎、犬と馬の頸椎症、犬の十字靱帯断裂、牛の灸療法などが主テーマです。

3:獣医臨床領域での輸血や免疫学的研究。犬の手術直前ワクチン接種や腫瘍免疫、牛の消化管免疫の基礎的研究、ブタの周産期の免疫、犬の腫瘍診断の免疫学的アプローチ、小動物疾患における各種サイトカインを用いた診断と治療。ヒドロキシエチルスターチ(HES)などの凍結保護材を用いた犬の自己血輸血法の確立と、HESを用いた凍結保存血の非洗浄輸血法の臨床応用を夢みている。テーマは「動物まるごとの獣医学」 。

コンタクトインフォメーション

居室:動物医療センター2階

オフィスアワー:火曜日の12時から13時