山口大学 共同獣医学部

山口大学・鹿児島大学共同獣医学部合同FD研修会を開催しました。。

 平成28年8月18日(木),鹿児島大学共同獣医学部より30名以上の教員を迎え,山口大学・鹿児島大学共同獣医学部・合同FD研修会を開催しました。これまでは,限られた人数の教員が行き来し合同FD研修会を開催してきましたが,今年度からは可能な限り全ての教員が参加することをめざし開催しました。その結果,総勢67名の教員が参加する研修会を山口大学で開催することができました。全教員の集合写真はなかなか壮観です。

     

               合同FD研修会集合写真(iCover前にて)

 

 初めに山口大学共同獣医学部より木曽学部長が開会の挨拶を述べ,共同獣医学部生が5年次を迎え、これから本格的に臨床教育が開始されるとともに,EAEVE認証取得や組織改編などがおこってくることから各種の困難が予想されるが,素晴らしい獣医学教育を行うために2大学が団結して知恵を出し合っていくことが述べられました。

    

                  木曽学部長からのあいさつ

 

 その後,三輪佳宏先生(筑波大学医学医療系)より,「見る技術・見せる技術」というタイトルで,聴衆をあきさせず,話に引き込むためのプレゼンテーションの実施方法を,論理的かつ面白くご講演頂きました。このプレゼン手法は,学会発表だけでなく普段の講義に応用することで,修学効果の高い授業が行えるため,多く先生方にとって非常に有意義な講演会でした。

                                       三輪先生の基調講演

 

 その後は,カリキュラム改正(平成30年度以降のカリキュラム変更について),病態予防(公衆衛生)分野(公衆衛生関連実習のシラバスの作製と統一),伴侶動物臨床分野(伴侶動物臨床関連カリキュラムの見直し),産業動物臨床分野(産業動物臨床実習のシラバス作成)等のワークショップに分かれて,各専門分野について詰めた話し合いを行いました。最後に,各ワークショップからの報告を受けた後,鹿児島大学共同獣医学部・宮本学部長より閉会の辞をいただき,無事,合同FD研修会を終了することができました。

 今回は,60名以上の教員が一堂に会し,対面で忌憚ない意見を交換する非常に良い取り組みであったことから,来年度からも継続していくことが確認されました。