山口大学 共同獣医学部

獣医学概論Aを実施しました。。

 平成28年8月29日(月)~31日(水)にかけて,鹿児島大学共同獣医学部の1年生を迎え,山口大学の1年生とともに獣医学概論Aを開講しました。両大学の1年生がリアルに顔を合わせる,とても「リア充」な機会となりました。心配された天気も,時々雨は降るものの,おおむね良好で,移動にも支障が出ませんでした。

     

        【山口大学・鹿児島大学1年生集合写真(共同獣医学部本館前にて)】

 

 29日の初日は,木曽学部長から獣医師の使命や今後6年間で何を学ぶべきかなどについての講義がありました。鹿児島の学生は5時間かけての移動から,すぐに講義がスタートするハードスケジュールでしたが,皆さん熱心に話を聞いていました。その後は,山口大学の高野先生から基礎研究における獣医師の役割やダイバーシティーについて話がありました。

 翌30日は,県の公務員獣医師の話,企業における獣医師の話,水族館などの展示動物への獣医師の関わり,野生動物に対する獣医師の役割など,獣医師の多様な職責を反映した,多岐にわたる講義を受けました。最終日の31日は,動物医療センターの教員が伴侶動物高度医療について話を聞いた後,動物医療センターを見学して,全ての講義は終了となりました。獣医師の役割についていろいろな話を聞き,目から鱗が落ちた学生も少なからずいたようでした。

 最後のお昼は山口大学教員との立食形式での昼食会となり,学生同士のみならず教員との懇談の場をもち,いろいろな話を聞けたことと思います。

 

    

       木曽学部長の講義              山口大学教員との昼食会

 

 8月24日~26日は,山口大学の学生が鹿児島大学を訪れ獣医学概論Bを受講し,今回は逆に招いて実施たわけですが,皆さん,今回の絆をより強固にし,良い獣医師になれる互いに研鑽しつつ,生涯の友となれると良いですね。

 これから6年間頑張ってください。